家族のことで相談がある

● 家族は精神疾患でしょうか?

ご本人をよく知る家族が気付いたのですから、なにか異変があるのかも知れません。
もしかしたら、その原因は精神疾患に限らず、身体的な病気かも知れません。
当然ですが、カゼかインフルエンザかは、医師が診断をしないと分からないように、家族だけでは精神疾患なのかどうかはわかりません。
まずは、ご相談ください。

● 本人が通院を嫌がります。

病院は誰もが積極的に行きたい場所ではありません。
まずは、ご家族だけでも相談することができます。
本人が病院に行かなかったとしても、ひとまず家族ができる対処を知ることができるかもしれません。
一度、ご家族だけでも相談して、今後について検討していきましょう。

● 患者をかかえる家族は大変です!

病院でも、精神疾患の治療を共にするのは大変な仕事です。
ご家族のご苦労は、想像に余りあるとお察しします。
治療方法の切替や福祉医療機関・行政サービスを活用することで、ご家族の負担を減らす方法があります。
ご家族の負担を減らす方法があるかもしれません。

● 家族にできることは何ですか?

受診前に家族ができることはあります。
精神疾患は、患者の家族の理解と協力によって回復が早まります。
しかし、その協力方法が間違っていたり、無理をしすぎると共倒れに至ることがあります。
正しい知識を得て、無理のない範囲でご協力をしていただけると幸いです。

受診外相談

「本人が精神疾患かどうかわからないけれど、家庭で困っていてどうしたらいいかわからない。」
「受診を勧めるが、全く病院に行こうとしないけどどうしたらいいのか。」
など、精神疾患やメンタルヘルスに関する相談を受け付けています。
本人が受診していなくても、ご家族だけでご相談可能です。

心理師による相談 30分/3,300円

治療の協力をしたい

● 本人が治療中に、家族ができることはありますか?

あります。ぜひご協力ください。
精神疾患は、患者の家族の協力によって回復が早まります。
家族全員で精神疾患について勉強し、適切に対処することで、更に早い回復も期待できます。
ぜひご家族で来院いただき、治療方法についてご相談ください。

● 治療を家族に協力してもらうにはどうしたらいいでしょうか?

本人が治療意欲が出て、治療を開始した後、家族から病気のことで責められたり疑われたりして、理解が得られずに再発してしまうことがあります。
精神疾患は悪いところが目に見えず、医療に馴染みのない方には理解し難しい病気です。
このような場合、当院では、ご家族が精神疾患について正しい知識や対処を学べるプログラムを実施しています。ぜひご参加ください。
また、本人の同意があれば診察に同席することも可能です。気軽にお問い合わせください。

● 依存症家族相談

  1. 依存症の正しい理解と家族ができること
  2. 楽になるコミュニケーション
  3. 対処法を違う視点で検討しよう
  4. 大切にして欲しいこと
  5. あなたの対処法を考えよう
  6. まとめ

依存症家族相談 30分/4,400円

場所とスケジュール

うえむらメンタルサポート診療所は、福岡の都心『博多』で休日もご相談を受けることが可能です。
仕事・会社の帰り、買い物の際にお立ち寄りください。